歴史IFノート

トヨタ株を10年前に100万円で買っていたら?配当込みで約341万円

・ 確認 ・ 100万円で買ったら

この記事は、動画の台本や公開資料をもとにAIが下書きし、運営者が公開前に確認・編集しています。主張ごとの出典と、その出典の格(一次・二次・三次)を記事ごとに書いています。

この記事は、過去の株価と決算の記録にもとづく思考実験で、特定の銘柄の売買や回避を勧めるものではありません。過去の実績は、将来の成果を保証するものではありません。投資の判断は、ご自身の責任で行ってください。運営者は、資格を持つ金融の専門家ではありません。

2016年11月に、トヨタ自動車の株を100万円ぶん買っていたら、10年後はいくらだったのか。この記事は、実際についた終値と配当、株式分割を一つずつ確かめて計算した記録です。

株価の予想はしませんし、売買を勧める記事でもありません。扱うのは、確定した過去の終値・配当・開示だけです。

先に結論

  • 2016年11月7日の終値5810円で、100万円では172株(99万9320円)が買えます。残りの680円は現金のままです
  • 2021年10月1日の株式分割(1株を5株)で172株は860株になり、2026年11月6日の終値3338円で評価すると287万680円(100万円に対して2.87倍)
  • 配当(税引前)は、権利確定日20回ぶんで合計53万6640円。評価額と現金680円に足すと、340万8000円(100万円に対して3.41倍)
  • 途中には下落もあります。買った2日後の2016年11月9日の終値は5510円で、172株の評価額は94万7720円(買値から約5.2%減)でした

計算の前提

  • 買う日は2016年11月7日(月)の終値、評価する日は2026年11月6日(金)の終値です。売らずに持ち続けた計算です
  • 株数は、100万円÷買う日の終値を1株単位で切り捨てています。トヨタの単元株数は現在100株ですが、ここでは単元未満株で買えたものとしています。100万円÷5810円は約172.12なので172株で、残りの680円は現金のままです。この現金に利息は付けていません
  • 終値は、実際についた終値(分割後の調整をしていない値)です。2016年11月7日は分割前なので、5810円を使っています
  • 配当は、権利確定日が2016年11月7日から2026年11月6日までに入る分を、1株あたり(税引前)×その時点の株数で足しています。分割前の権利確定日は172株、分割後は860株です。配当は現金のままで、買い増しには使っていません。売買手数料と税金も入れていません
  • 評価日までに会社が決議・公表した配当だけを入れています。2026年9月30日が権利確定日の中間配当は、1株50円・860株で4万3000円。支払い開始は2026年11月26日の予定で、評価日の時点では受け取っていませんが、2026年11月5日公表の決算短信に配当として記載されているので入れました。この分を除くと、配当は49万3640円、合計は336万5000円(3.37倍)です
  • 株式分割・併合・無償割当・株式分配は、トヨタの「株式に関するお知らせ」の一覧(2016年〜2026年11月)の題名で探しました。見つかったのは2021年10月1日の「1株を5株」の分割だけです。題名での確認なので、個別の開示の本文までは見ていません
  • 株主優待など、金額に換算しにくいものは入れていません

評価額の動き

株の分だけの評価額(配当と現金は含みません)を、主な年末の終値で見ます。2021年10月1日より前は5倍に分割される前の終値と172株、あとは分割後の終値と860株です。

  • 2016年11月7日(終値5810円):99万9320円
  • 2018年12月28日(終値6406円):110万1832円
  • 2020年12月30日(終値7957円):136万8604円
  • 2021年12月30日(終値2105円50銭):181万730円
  • 2022年12月30日(終値1812円50銭):155万8750円
  • 2024年12月30日(終値3146円):270万5560円
  • 2026年11月6日(終値3338円):287万680円

2018年末は2016年末(118万3016円)より低く、2022年末は2021年末より低い。右肩上がりの一本線ではありません。

株価の下がった日

日付と数字だけを並べます。下がった局面の分析は、後の「下がったのは市場全体か、この会社か」で書きます。

  • 2016年11月9日の終値5510円は、この10年で買値を終値ベースでいちばん下回った日でした

株式分割

2021年5月12日、トヨタは取締役会で株式分割を決議しました。2021年9月30日を基準日に、普通株式を1株につき5株に分けるもので、効力発生日は2021年10月1日です。この分割で、172株は860株になります。Yahoo!ファイナンスの調整後終値も、2021年9月以前は実際の終値のちょうど5分の1でした。

2020年12月の「第1回AA型種類株式の取得及び消却」は、普通株式の分割・併合ではありません。自己株式の取得や公開買付けも、応じなければ持っている株数は変わりません。

配当を足すと、いくらになるか

権利確定日は、期末が3月31日、中間が9月30日です。2016年11月7日より後の権利確定日は、2017年3月31日から2026年9月30日までの20回です(2016年9月30日の中間配当は買う前なので入りません)。

  • 分割前の10回(2017年3月〜2021年9月):1株あたり合計1130円×172株=19万4360円。2020年9月30日の105円は、普通配当100円+特別配当5円です。2021年9月30日の120円は、分割の効力発生日の前日で、分割前の1株あたりです
  • 分割後の10回(2022年3月〜2026年9月):1株あたり合計398円×860株=34万2280円
  • 合計:53万6640円(税引前)。買値の99万9320円に対して約54%で、10年かけて受け取った分です

評価額の287万680円に、配当の53万6640円と現金の680円を足すと、340万8000円です。20回の明細は、トヨタの開示とIRBANKの配当推移で突き合わせました。2022年3月期は、決算短信が「分割を考慮しない場合の年間配当金は260円」と書いており、120円+28円×5=260円で数字が合います。

下がったのは市場全体か、この会社か

物差しは、日経平均(終値)です。持っている間の評価額(終値×株数。分割を反映)について、「それまでの最高値を更新するまでを1局面とし、その中の最大の下げを数える」という決め方で、高値から20%以上下がった局面を、下落率の大きい順に3つ選び、同じ2つの日付での日経平均の騰落率と並べます。判定は、指数の下落率が株の下落率の半分以上なら「市場全体が大きく下がった時期と重なる」、半分未満か指数が上がっていたら「会社に固有の動きが大きかった時期」とします。出来事は日付と出典つきで並べるだけで、下落の理由とは書きません。

1. 2024年3月〜8月(評価額 −42.4%、日経平均 −23.1%)

  • 期間:2024年3月22日の高値3872円(860株で332万9920円)→ 8月5日の安値2232円(191万9520円)。どちらも終値
  • 同じ期間の日経平均:4万888円43銭 → 3万1458円42銭(−23.1%)
  • 判定:市場全体が大きく下がった時期と重なります。ただし、日経平均の下落率は株の下落率の約55%で、トヨタ株のほうが大きく下がりました
  • 世界の出来事:2024年8月5日、日経平均は前日比4451円28銭安の3万1458円42銭で終わり、1日の下げ幅は過去最大でした(ペイペイ証券の解説)
  • 同じ局面の中の下げ:2025年の下げ(2024年12月27日の終値3188円 → 2025年4月7日の終値2266円50銭。評価額 −28.9%、日経平均 −22.7%)は、この局面の期間(2026年3月に高値を更新するまで)の中にあります。局面1の最大の下げは、上の2024年3月〜8月です
  • 会社の出来事:2024年5月8日、2025年3月期の営業利益を4兆3000億円(前期比19.7%減)と予想(決算短信)。2024年6月3日、型式指定申請で、2014年以降の7車種に国の基準と異なる方法の試験があったと公表(トヨタ)

2. 2026年3月〜6月(評価額 −31.9%、日経平均 +19.1%)

  • 期間:2026年3月2日の高値3944円(860株で339万1840円)→ 6月24日の安値2686円(230万9960円)。どちらも終値
  • 同じ期間の日経平均:5万8057円24銭 → 6万9174円97銭(+19.1%)
  • 判定:市場は上がっていたのに下がりました。会社に固有の動きが大きかった時期です
  • 世界の出来事:この期間は指数が上がっていたため、載せる出来事は選んでいません
  • 会社の出来事:2026年5月8日、2026年3月期の営業利益3兆7662億円(前期比21.5%減)を公表し、2027年3月期は3兆円(同20.3%減)と予想(決算短信)

3. 2022年1月〜2023年3月(評価額 −27.1%、日経平均 −4.6%)

  • 期間:2022年1月18日の高値2423円50銭(860株で208万4210円)→ 2023年3月20日の安値1767円(151万9620円)。どちらも終値
  • 同じ期間の日経平均:2万8257円25銭 → 2万6945円67銭(−4.6%)
  • 判定:市場全体より大きく下がりました。会社に固有の動きが大きかった時期です
  • 世界の出来事:2022年2月24日、ロシアのプーチン大統領が「特別軍事作戦」の開始を発表(国連ニュース)。2022年3月16日、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利の誘導目標を年0.25〜0.5%に引き上げると決定(FOMC声明)
  • 会社の出来事:2022年5月11日、2023年3月期の営業利益を2兆4000億円(前期比19.9%減)と予想(決算短信)

20%以上の下落は、この3つのほかに、2016年12月〜2017年4月、2018年1月〜12月、2019年11月〜2020年3月の3局面があり、いずれも下落率は3つより小さい局面です。

10年全体では、日経平均は2016年11月7日の1万7177円21銭から、2026年11月6日の5万7434円77銭へ、3.34倍になりました。同じ100万円を日経平均に入れていたら、約334万3661円です。ただし日経平均は配当を含まない価格指数で、売買手数料や税金も入っていません。比べると、この記事の株の評価額287万680円は指数を下回り、配当と現金を足した340万8000円は指数(配当なし)を上回ります。

この記事で扱わなかったこと

  • 経営者や役員についての評価:存命の人物の話は、この記事では書きません
  • 株価が動いた理由:因果は言い切れないため書いていません
  • 将来の株価・買い時:予想はしません
  • 株主優待と、自己株式の公開買付けに応じた場合:金額や条件が人によって変わるため、計算に入れていません
  • 配当再投資と、日経平均など他の指数との比較:計算の前提が変わるため、扱いません

出典と、その格

出典の格は、一次(当事者の開示)、二次(市場データ・統計)、三次(Wikipedia などの要約)で書いています。今回、Wikipedia は使っていません。確認はすべて2026-11-08です。配当の開示すべてのURLと、確認した語句は、公開していない対応表にあります。

一次(トヨタの開示)

二次(市場データ・統計)

使えなかった資料:Stooq の CSV(JavaScript のブラウザ確認を求められたため使っていません)、株探の過去の日次データ(有料・403)、Yahoo!ファイナンス日本版の全期間の日次(アクセス制限)。「買値をいちばん下回った日」は、全期間の日次がある Yahoo Finance のチャートデータで探し、日本版で2016年11月9日の5510円を確認しています。

動画とチャンネル

この記事に対応する動画はありません。歴史の「もしも」を、史実と仮説を分けて検証するチャンネルは、こちらです:@AI-historyIF

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